pin_taroの日記

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【翻訳】[記者手帳]プロジェクトKV論争、そしてネクソンゲームズの次回作「RX」

機械翻訳でも十分読めると思いますが、

以下の記事を翻訳したものです。

[기자수첩] 프로젝트 KV 논란, 그리고 넥슨게임즈의 차기작 RX

ネクソンゲームズがまだ「ネットゲームズ」だった時代から『ブルーアーカイブ』を開発してきた主役たちが独立して設立した開発会社「ディナミスワン」が、新作を発表した。その主役が『プロジェクトKV』であり、まだ正式なゲーム名も確定していない極めて初期段階のプロジェクトだ。

しかし現在、これをめぐってゲーマーの間では賛否両論が続いている。ディナミスワンにとっては本当に残念なことだが、「ネガティブ」な話題ばかりだ。

『プロジェクトKV』のティーザーイメージの一部。キャラクターの頭の上に「光輪」が描かれているが、誰が見ても『ブルーアーカイブ』の象徴ともいえる「ヘイロー」を連想させる。

 

何よりも、『プロジェクトKV』は、これまでに公開された情報だけを見ると、『ブルーアーカイブ』とあまりにも類似している。絵を描いた人が同じだから「アート」に関しては仕方ないとしても、ゲームの基礎設定とともに、『ブルーアーカイブ』の「象徴」として受け入れられている「ヘイロー」などの要素まで、そのまま『プロジェクトKV』に登場しているのが問題だ。

誰が見ても『プロジェクトKV』の公開された情報を見れば、『ブルーアーカイブ』の続編、あるいはスピンオフ作品としか見えないレベル。実際、開発会社の詳細な情報が伝わっていない日本では、この『プロジェクトKV』を『ブルーアーカイブ』の外伝と勘違いする事例もあったほどだ。

『プロジェクトKV』が『ブルーアーカイブ』の外伝であるという話が広まりったことを受け、あるユーザーが投稿した、それを訂正するXの文章。
『ブルーアーカイブ』の開発を統括するキム・ヨンハPDが自らリツイートし、注目を集めた。

 

問題は、これに対する論争がユーザーの間だけで起きているわけではないということだ。何よりも、ネクソンゲームズ内部からも激昂する反応が噴出している。

特に、ネクソンゲームズが深刻に受け止めているのは、「『ブルーアーカイブ』の次回作」のポジションを『プロジェクトKV』が占めているように見える現象そのものだ。現在ネクソンゲームズでは、『ブルーアーカイブ』の次回作として『プロジェクトRX』が開発中であるからだ。

 

# 約2年ぶりに正式にスタジオの旗を掲げた『プロジェクトRX』

ネクソンゲームズは、2022年からMXスタジオの後継作というコンセプトで「プロジェクトRX」の研究開発に着手した。最初から正式に開発を進めたというよりは、一種のTF(正規組織の前に一時的に編成した組織)の概念でスタートしたため、外部にはこれが『RXTF』という新作を開発するものと誤解されることもあった

ゲーム求人サイトに掲載された『プロジェクトRX』の紹介文

しかし、『プロジェクトRX』の開発は順調ではなかった。キム・ヨンハPDを除けば、既存の『ブルーアーカイブ』の開発陣はほとんど参加せず、ゲームのコンセプトも頻繁に変更され、様々な難題が発生し、開発は2年近く停滞していた。

それでもネクソンゲームズはこのゲームの開発を諦めず、最近になってようやく開発が本軌道に乗ったと判断。開発組織を正式に「RXスタジオ」に改編し、本格的なプロジェクトのスタートを切った。

『プロジェクトRX』は現在、開発をスタジオに再編し、求人を行っている。

ネクソンゲームズは最近、キム・ヨンハPDを開発本部の総括本部長とし、その下にMXスタジオ(ブルーアーカイブ)とRXスタジオ(プロジェクトRX)を置く形に組織改編を行った。正確に『プロジェクトRX』がどのようなゲームなのか、『ブルーアーカイブ』とどのような関連があるのかは明らかにされていないが、「次回作」の構想で新作の開発を検討しているということは明らかだ。

このような状況で、8月18日から順次『プロジェクトKV』の正体が公開され始め、ゲーマーの間で大きな注目を浴び始めた。パク・ビョンリムPDの退社後、正式にはまだ開発開始から5ヶ月も経っていない『プロジェクトKV』が、2年以上開発された『プロジェクトRX』を抜いて、『ブルーアーカイブ』のハロー効果で、良い意味でも悪い意味でも大きな注目を浴び始めたのだ。

 

『プロジェクトKV』の最初のティーザーは公開から2週間も経たないうちに再生回数17万回を超えた。異例の関心が集中したのは事実だ。

 

# 「笑って」別れた?でもこんなことになるとは思わなかった?

キム・ヨンハPDは去る7月、THIS IS GAMEとのインタビューで、パク・ビョンリムPD、ヤン・ジュヨンディレクター、キム・インADなど、ディナミスワンとして独立した元同僚たちについて「笑って別れたし、今も良い関係を維持している」という趣旨を明らかにした。しかし、8月18日、『プロジェクトKV』が最初のティーザーを公開し、ネクソンゲームズ内部の雰囲気は急変した。「まさか作っているゲームがこんなものだとは思わなかった」というのだ。

 

[関連記事] 「ヨンハP」が語る、ブルーアーカイブの未来、そしてアニメ

 

『プロジェクトKV』の最初のティーザーが公開された後、匿名のコミュニティなど様々な経路を通じて、ネクソンゲームズ社員からの不満が噴出し始めた。 そして、これはゲームへの関心の高いコミュニティに「噂」として拡散され、論争に広がるに至った。

ついには、9月1日のゲームの発表とともに、収拾がつかない程に増幅され、現在、韓国を含め、日本でも様々な論争が量産されている。ユーザーの間で量産されている様々な論争は、「ネクソンゲームズからの不満」が起爆剤、あるいは一定の割合を占めていることは明らかだ。

 

社会人匿名コミュニティにアップされたネクソンゲームズ所属の人物が書いたと思われる書き込みの一部。ゲームで「光輪」が登場した3回目のティーザー公開後、批判的な書き込みが殺到し、これらはすぐにコミュニティに拡散され、論争が広がった。

この現象自体も非常に残念なことだが、記者として今回の事態を取材して一番残念だったのは、この一連の事態は、実はディナミスワンの立場からすれば、ゲーム公開前に十分に予測できたはずだということだ。このような形でゲームを公開したらどんな影響を及ぼし得るのか、目に見えていたにもかかわらず、ディナミスワンはこれに対して全く備えていなかった。

このキャラクターデザインを公開して、影響を予測できなかったというのであれば、本当に「甘かった」としか言いようがない。

ディナミスワンは現在の状況について、公式としてどう対応するのか、どのような立場なのかについて明らかにしていない。ネクソンゲームズも「公式的には」どのような対応をとるのか明らかにしていない。しかし、ディナミスワンだけでなく、ネクソンゲームズにとっても、明らかに『プロジェクトRX』が開発中という状況で、今回の事態は決して喜ばしいこととは言えないだろう。

そのため、両者が今後どのような動きを見せるのか、そしてこの事態がどのように展開されるのか、業界内外の関心が集まっている。

 

# 蔓延している噂に関するいくつかのファクトチェック

現在、ゲームの主要なコミュニティなどでは、『プロジェクトKV』にまつわる様々な疑問の提起や、噂が飛び交っている。このうち、いくつか誤解されている事項についてのファクトチェックを簡単に付け加える。

* ディナミスワンにはプログラマーがいない?- 当然のことながら真実ではない。この噂の発端となったある経済誌の記事の文章を正確に読んでみると、「プログラマー人材の確保に苦戦しているとみられる」だ。確保に苦労したことと、確保できなかったことには天と地ほどの違いがあることを考えてみよう。

* ディナミスワンには3ヶ月分の運営資金しかない?- これも真実ではない。上記の記事を含め、様々なファクトが混ざり合って生まれた噂だが、事実とは程遠い。この会社は最近、シェアオフィスなどではなく、ソウル某所の「ちゃんとした」オフィスに入居し、本格的な求人も始めた。

* ゲームの開発実体がない?- 上記のプログラマー問題と様々なことが絡み合って拡大再生産された噂だが、これも事実ではないことが確認されている。論争はあるが、明らかにゲームは「一般的に」知られているプロセスを経て開発中である。ただ、今回公開しなかった理由は不明である。

* プロジェクト「KV」は「キヴォトス」の略?- 去る1日に公開されたゲームのシノプシスにその意味が隠されているが、KVは「カピラヴァストゥ」(Kapilavastu)に由来する言葉であり、他にもう一つ隠された意味があるという。カピラヴァストゥは仏陀の故郷を意味する。

余談だが、「プロジェクトRX」の「RX」は「ガンダム」(RX-78)を連想させるため、メカニック関連のゲームではないかという推測があったが、本当の意味は明らかにされていない。キム・ヨンハPDはRX-78とは関係ない、と否定した。